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金継ぎ用真綿

¥993

金継ぎ用真綿はこんな方におすすめ
①金継ぎ・蒔絵用の真綿がカチカチになった
②種類が異なる金属粉を蒔いて仕上げる予定
③海外で金継ぎ用の材料を手に入れることが難しい

内容:絹(シルク)100%

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どうして金継ぎには特別な真綿が必要なの?

昔から金継ぎ・蒔絵の消粉仕上げに使うものを真綿「まわた」と呼びますが、実は絹=シルクで作られていて、その柔らかさと弾力性が違います。金継ぎ・蒔絵は大変細かい金粉を蒔く繊細な作業のため、綿(コットン)ではなく、この商品のように繊維が細かい絹(シルク)を使用します。(安価な真綿は繊維が粗く、粉を均一に蒔くことが難しい場合があります。)当社の真綿は100%絹(シルク)で作られており、非常に細かい繊維を持っています。これにより、金粉や銀粉を均一に蒔くことができ、仕上がりが美しくなります。月に約100個の金継ぎ修理を承っている「つぐつぐ」が選んだ品質の高い真綿です。金継ぎの仕上げで失敗したくないあなたに、プロが使っている真綿を紹介します。

あなたの真綿は清潔ですか?

金継ぎの仕上げに、ゴミやホコリは大敵です。もし真綿にゴミやホコリがついていると、金蒔きの仕上げの時に、ゴミも混ざって漆についてしまいます。この商品はゴミが取り除いてあるので、金継ぎや蒔絵などの漆芸に最適です。その手間暇がかかっている分、他社の真綿より少しお値段が高めであること、ご了承ください。

この商品は、当社の金継ぎキット「つぐキット」に含まれる量の約10倍です。そのため、長期間にわたって利用可能です。使用していくと少しずつホコリが混ざったり、漆を引いて固くなっていくので、細かくちぎって少しずつご使用ください。頻繁に金継ぎを行う方は、この商品を一つ持っておくと安心です。

真綿を使った消粉の蒔き方

真綿を使って消粉を取り扱う際には、真綿の中央部分を摘まんで、柔らかいボールを作ります。毛羽が立っていないボールの表面に消粉を多めにつけ、漆の上を手早く優しく通過させることで、粉を均一に蒔きつけます。

金継ぎ仕上げを失敗しないコツ

①金消粉、銀消粉、プラチナ消粉など、初心者向きの仕上げ方法である「消粉」を蒔く最後の工程で使用します。(より上級者向きの仕上げで用いる平極粉(=延粉)や丸粉は、真綿ではなく、別の方法で仕上げることが一般です。)真綿が汚れてしまった・固くなった時は、必ず新しい真綿に交換してください。汚れた・固くなった真綿を使い続けると、仕上げた表面にゴミの付着が見えたり、引っ掻いたような筋が見えることがあります。そして、この商品を小分けするときは、ハサミでカットせず、大きく引き伸ばしてちぎってください。ハサミでカットすると、真綿の切れ端がホコリとなって、仕上げ時に漆に付着してしまう可能性があります。

②金粉や銀粉など種類の異なる金属粉を蒔いて仕上げる場合、それぞれの金属粉に専用の真綿を使用してください。

③真綿の柔らかさが保たれているのであれば、できるだけ、金粉が付着した同じ面に新たな金粉をつけて、仕上げの金蒔きを行ってください。(真綿が仕上げのたびに金粉を吸い込んで色が濃くなっていくのは、問題ないです。)そうすることで、金粉の消耗を抑えることができます。もしあなたが、いつも真綿の新しい面(白い部分)ばかりで金蒔きしていたら、真綿が必要以上に金粉を吸い込んで、金粉の消耗が早くなります。金蒔きにちょうど良い「指でつまめる」サイズの真綿をつぐキットに付属しているのは、あなたの金粉の消耗を抑えるためなのです。この大きいサイズの真綿を購入されても、小さくちぎって使用することをおすすめします。

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