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金継ぎは難しすぎてプレゼントできないとあきらめた人に選ばれる贈り物とは?

海外の友人や大切な方へ、日本独自の素敵な贈り物を探していますか?

「海外に住む特別な人に、金継ぎされた器で、お茶やコーヒーを楽しんでほしい」と思って、金継ぎキットや、金継ぎされた食器を探してこのページにたどり着いたのではないでしょうか?しかし、金継ぎキットには思った以上にたくさんの道具と手順があり、驚いたことでしょう。

感動的な贈り物を選びたいけど、もっと日常的で気軽に使ってもらえるものはないか…多くの人が考えることです。この大量生産・大量消費の時代に、人とかぶらないけど、ユニークで特別な日本の贈り物はあるのでしょうか?

伝統業界で多くの外国人と接してきた私たちから、提案があります。

実は、金継ぎよりも歴史が長く、金継ぎの元となった伝統工芸品があるのです。それが「漆器」。

漆器の歴史は約9,000年前にさかのぼります。その後、蒔絵(まきえ)という加飾技術が8世紀に始まりました。
そして15世紀には蒔絵の技術を応用して、金継ぎが生まれました。つまり、金継ぎは、漆を使った漆芸の一部なのです。

漆器と金継ぎには、共通する点が多くあります。漆を塗り、その上から金や銀で装飾を施すという点です。しかし、漆器は木の器に漆を塗って金銀で大胆にデザインしますが、金継ぎは陶器や磁器の割れを漆で接着し、割れ目だけに金をまぶして装飾します。

金継ぎは、割れた器をいくつもの工程を経て手作業で数ヶ月かけて修復します。
自分で金継ぎするのではなく、すでに金継ぎされた器を購入するとなると、非常に高価です。通常安いものでも2万円から、高額なものは40万円ほどします。
一方、漆器は、木を自由に削って作成できるため、同じく手作業でありながらコストを抑えて制作することができます。高級感がありながら、金継ぎ器よりも手頃な価格で手に入るのが、漆器なのです。

金継ぎよりも長い歴史を持つ、日本を代表する伝統技術である漆器をプレゼントすれば、海外に住む特別な相手もきっと喜んでくれるはず。この冬、暖かいスープやコーヒー、紅茶などを入れるのにぴったりで、贈ってくれたあなたに感謝されること間違いなし!

金継ぎを超えて漆の魅力を世界中に伝えたい!という思いで、福島県会津若松市の職人と私たちが共同で「呼び継ぎ漆器」を作り上げました。ここでしか手に入らないオリジナル商品で、数量限定なので、生涯にわたり他の人が持っているのを見ることはありません。いつもと違う、センスある日本の贈り物として、あなたの贈った漆器の湯呑みはずっと使い続けられるはずです。

高級感がありながら手頃な価格、この冬大活躍するはずの呼び継ぎ漆器には、実は他にも多くの魅力があります。

プラスチック製品ではなく、日本の木と自然の漆、本物の金銀で手作りされているため、温もりと深みがあります。また、漆には抗菌・抗ウイルス効果があるとも言われています。

さらに、漆は日本と中国だけで採取され、上質な漆器はここ以外に滅多に見られません。

木でできているため思ったより軽く、適度な厚みで断熱と保温性があります。国際配送で贈り物をするのであればなおさら、陶磁器ではなく壊れにくい漆器を送るのが適切でしょう。(届いた時に割れていたらショックなので!)

デザインにも特別なこだわりがあります。「呼び継ぎ」は、違う形や色の陶器のカケラがうまく合わさって一つになる様子を表しています。これは、日本の「お互いを受け入れ、調和する」という大切な考え方を象徴しています。この考え方は、違う考え方や文化を認め合い、助け合うことで、より良い関係を作っていくという意味を持っています。

また、三角のデザインの中には、日本の伝統文様である青海波を描きました。青海波は、穏やかな波が永遠に続くように見えるため、平穏な生活と永続的な幸せを象徴しています。この文様には、人生や運命の繁栄と幸運を願う意味が込められており、古くから幸運を呼び込むデザインとして親しまれています。

「呼び継ぎ」や青海波に込められたストーリーを語ることで、海外の大切な人に、さらに深い感動を与えることでしょう。

またこの商品を購入することは、日本の古き良き漆芸産業を支え、減少している職人たちの活動を応援することにも繋がります。

大切な人への贈り物ですから、安かろうよかろうのプラスチックや合成化学製品でできた大量生産品ではなく、どのように作られたかも選ぶポイントになりますね。

今回、金継ぎ専門の私たち「つぐつぐ」と会津若松の漆器職人さん、そして漆芸歴30年の漆芸家のデザインによる協力で、限定50セットのみの制作をしました。再生産の予定はなく、すでにいくつかが売れてしまっていますので、お早めにお申し込みください。

漆器の良さを知っていただくために、2つ合わせても、一番安い金継ぎキット(つぐキット金)1つより安い、特別価格で現在提供しています。

金継ぎでメディアから注目を浴びるつぐつぐが、漆芸の魅力をもっと広めたいという思いで作り上げたオリジナル商品。

金継ぎキットをプレゼントするには、相手が金継ぎできるか心配。かといって金継ぎされた器はあまりにも高額で手がでない…。そんな気持ちでここまでこの記事を読んでくれたあなた。この冬、特別な人に、日本伝統のオリジナル漆器を贈ってみてはいかがでしょうか?

少しでも気になった方は、ぜひ下の商品ページから詳細をご覧ください!

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