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呼び継ぎ漆器・赤

元の価格は ¥13,981 でした。現在の価格は ¥4,980 です。

呼び継ぎ漆器・赤はこんな方におすすめ
①割烹や料亭で、料理だけでなく器もこだわっている方
②金継ぎや漆器に興味がある海外の方へのプレゼント
③30〜50代の、日本文化や工芸、和食や茶道に関心がある方。

仕様
漆器材質:福島県南会津町産トチの木、漆、金消粉
サイズ:漆器 直径80mm×高さ75mm、箱 縦/横/高さ 各85mm

数量
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寒い冬の贈り物

お茶やコーヒー、スープを飲むのにぴったりの手のひらサイズの漆のカップ。ひとつひとつ手作業で漆が塗られ、「呼び継ぎ」を蒔絵でデザインした温かみもプラス。つぐつぐ初、職人さんとコラボレーションして作った、オリジナル漆器です!

福島県南会津町産トチの木から作られた木地に漆を何重にも塗り重ね、軽いのにしっかり。弁柄漆で最後の塗りを終えた表面に、日本の文様「青海波」を金の蒔絵であしらえました。

呼び継ぎ漆器
制作ストーリー

この呼び継ぎ漆器制作は、たくさんの人の協力があって完成しました。金継ぎつぐつぐを設立した代表が起案、漆芸30年の師匠である柴田克哉先生がデザイン、そして会津若松の木地製作職人、蒔絵職人、漆塗りは漆器職人の吉田徹さんが手掛けるなと、何名ものその工程のプロが携わって制作しました。普段使いしていただけるよう、伝統的な技術を活かしながらも現代的なデザインが施されています。具体的には、黒 x 銀、赤 x 金の二種類の青海波蒔絵があり、それぞれが独自の美しさを持っています。このデザインは、日本の伝統的な美意識を反映しており、日本だけでなく海外の方へも漆器の魅力を伝えることを目的として制作されました。

次に、呼び継ぎ漆器は「幸せ呼び継ぎカップ」という別名で、幸せを呼ぶ気持ちが込められています。お茶やコーヒー、スープなどを楽しむための手のひらサイズのカップです。このサイズ感と厚みは、日常で使う人に親しみやすさを提供します。

プラスチックじゃ味わえない
ぬくもりと永遠

この呼び継ぎ漆器制作には金継ぎ専門のつぐつぐの知識と経験を活かしています。陶器の修復から発展した「呼び継ぎ」デザインであるため、漆器自体が持つ耐久性や美しさを最大限に引き出しています。古くから伝わり温もりのある漆ですが、大量生産・大量消費が進むにつれ、プラスチックの台頭により消費量・生産量が減少してきています。漆器は一般的に衰退傾向にある中で、このプロジェクトはその活性化にも寄与しています。つぐつぐは漆を使った魅力的な商品を生み出すことにより、漆芸産業の復興を願っています。

手作りで大量に生産できないため、黒50個・赤50個の合計100個で限定制作し、増産の予定はありません。つぐつぐの店頭及びつぐつぐの公式通販サイトでしか手に入れられない、他の人とかぶらない商品です。

呼び継ぎとは

つぐつぐが専門に行う「金継ぎ」は、ひとつの壊れた陶器の破片を繋ぎ合わせて修復する技法ですが、「呼び継ぎ」はあえて異なる陶器の破片を継いでひとつにする、とても高度な技法です。異なるもの同士が混ざり合って新しいデザインとなることで、仲直りや平和、これからもずっと一緒に生きていこう、という意味を込めています。

これらは室町時代から伝わる日本の伝統的な文化ですが、世界に向けてその魅力を発信したいと思い、海を超えて届くように、呼び継ぎ部分は青海波のデザインになりました。つぐつぐの呼び継ぎ漆器は、美しいデザインと実用性を兼ね備えた製品であり、日本の伝統工芸を現代に生かすチャレンジとして作られました。ずっと使って欲しいから、意味のあるものを選びませんか?